Journal

大学生のボランティア生活 -後編-

2019.05.15

Bula!

前回のコラムでフィジーにボランティアをしに行くとお伝えした学生インターンの脇田です。
少し時間が経ってしまいましたが、フィジーでの様子をご紹介します!
(Bulaはフィジー語でこんにちはという意味です。)

今回私たちが滞在したのは、フィジーの観光の中心地・ナンディ。そこから車で4〜50分の山の中にある小さな村でワークをしました。
日本車が多く行き来する都市部から一変、村に近付くと、道はガタガタで見渡す限りは山。足元には鶏、ひよこ、狩猟犬が歩き回っていて馬や牛がヒモに繋がれているその光景は、日本では見たことのないものでした。

ワークでは深さ1.5mの穴掘りをしたり、木材に釘を打ったり、セメントを穴に流し込んだり、ペンキで色を塗ったり。
現地のワーカーさんの力も借りながら、複数の作業をメンバーで交代しながら進めていきました。雨季だったため毎日スコールに降られ、順調だった作業が振り出しに戻った日や、午後は作業ができずにホテルに戻った日もありましたが、なんとか最終日には完成させることができました。
私たちが建てたのはトラディショナルシェルターといって、骨組みは木造、屋根と壁はトタン板でできたガレージのようなものでした。元々住んでいる家と合わせて、はなれのように使うそうです。今回は依頼主のご主人が片方が義足で移動が大変だということで、セメントを使った平らな歩道も作りました。

日替わりで学校を休んで一緒に遊んだ子供たち、毎日たくさんのお昼ご飯を振る舞ってくれたお母さんたち、力仕事を先導してくれたワーカーさん、そして完成した家を見てとても喜んでくださったご家族など、出会ったみなさんの優しさに心が温かくなりました。フィジー人はいつも明るくて愉快な人柄だったので、それこそが「幸せの国」と言われる要素なのかなと思います。

ワークがお休みの日は、ロビンソンクルーソー島やナタドラビーチで一般の観光客と混ざってのアクティビティや海水浴、泥プールなどを楽しみ、ワークで溜まった疲れをリフレッシュできました!

南国のリゾート地として日本人にも人気なフィジーですが、先ほども書いたように、都市部と村の差は大きく、まだまだ途上国である現状も目の当たりにしました。観光地ですら直前まで道路が整備されていなかったり、衛生環境が万全ではなかったり…ただの観光では行かないような場所に行き、国の発展や貧困層を減らすために必要なことは何かを考え、チームのメンバーと毎晩ディスカッションをしました。

あくまでボランティアのため、渡航費や宿泊費は全額自己負担で決して安いものではありませんでした。正直参加を悩んだこともありましたが、ボランティアとして微力ながら誰かの役に立てたという貴重な経験ができてとても嬉しかったです。

(ボラサポ学生インターン:脇田芽衣)