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台風19号の被災地へ災害ボランティア
~長野県長野市、宮城県丸森町~

2019.12.27

ボラサポでは台風19号で被害のあった地域へ、大会ボランティアにも応募している企業ボランティアのみなさんなど延べ約50人を派遣しました。1215日は長野県長野市へ、その翌週の1222日には宮城県丸森町で活動を行いました。

また今回の活動は、「ななにー基金」にご寄付してくださった皆様の寄付金を活用して行われました。「ななにー基金」とは、新しい地図(稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾)のみなさまが、この度の台風・豪雨で災害に遭われた方々のための支援金募集のために立ち上げた基金です。長野市の活動の様子からご報告します。12月14日(土)の23時に都内を出発し、バス内での車中泊の後15日の朝から活動を行いました。

長野県長野市では台風19号で千曲川の堤防が決壊し、広範囲に浸水被害をもたらしました。新幹線が水没しているニュース映像なども多く流れましたが、今回のボランティア活動もその近くの果樹園で行いました。活動内容としては、浸水被害を受け木から落ちてしまった大量のリンゴを拾ったり、そのリンゴを廃棄場所に運ぶ活動などを行いました。今にも雪が降りそうな寒さの中、皆さん精力的に活動してくれました。

一方、22日の宮城県丸森町でも長野市と同じように前日から車中泊で向かいました。台風19号で阿武隈川やその支流が氾濫したため、多くの建物などが浸水しました。丸森町の至る所で、未だがれきや土砂が積みあがっていました。近隣県も被災の影響があり、丸森町に来るボランティアが少ない事からも長野市よりも復旧が進んでいない印象を受けました。

ボランティア活動としては、建物内に流れ込んだ泥の除去や、野菜、花などを栽培していたビニールハウスの解体などを行いました。建物内の泥の除去では、泥の中からバイクが出てくるなど、高さ1メートル以上に及ぶ土砂が流れ込んでいました。ビニールハウスの解体も、まず元の高さまで土砂を取り除いてから解体を行いました。どちらも作業的には力が必要な重労働でしたが、休憩を多くははさみながら怪我なく活動を終えることができました。

東日本大震災の時にも被災地で活動していた災害救援のスペシャリストであり、現地でのボランティアのコーディネートをしてくださった、日本財団職員の黒澤さんは、「災害においてボランティアの力は大変大切なものとなっています。機械ではなく、手作業でしかできない作業も沢山あり、皆様のボランティア活動には大変感謝しています。」とボランティアのみなさんへ感謝の言葉を口にしていました。

長野市、丸森町2回のボランティアに参加してくださったボランティアの方にインタビューさせていただきました。

■中村 悠さん

最近は、日本のどこかしらで大きな災害が起きているように思えます。起きるたびに、他人事じゃないんだな、いつか自分の住んでいる地域にも来るかもしれない、と思うようになりました。だからこそ、ボランティアなどで助け合うのが当たり前になれば良いなと思っているし、自分自身も東日本大震災、千葉の台風の時にもボランティアをしたことがあります。そういう助け合いの精神は復興に大きくつながるんじゃないかと思います。

長野市と丸森町の二日共に参加して、台風19号の被災からかなり期間が経っているのに充分に復興は進んでおらず、まだボランティアや支援がたくさん必要なんだと思いました。私も今回のボランティアで終わりにするのでなく、他にも災害支援のボランティアなどがあれば、また行こうと思います。

 

車中泊の次の日に活動するという過酷なスケジュール、また雪の降るような寒さの中、本当に精力的に活動してくださりありがとうございました。今回のような直接的な支援も継続して必要ですが、スーパーで何か買うときはその被災地のものを買う、募金をするなど、被災地から離れていても間接的に支援をすることはできると思います。一日でも早い復興のために、みなさんご協力お願いします。

また日本財団では現在も支援金の受付を行っております。クレジットカード、銀行振込、携帯電話キャリア決済、コンビニ支払い、楽天Edyなどのオンライン決済で行うことができます。 お手元のスマホやパソコンからも手続き可能ですので、皆様のご協力を引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
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