Journal

3人のアスリートの熱い想い
「パラアスリート講演会」
~ボラサポセミナー2021~

2021.03.15

東京 2020 大会関連のボランティアを対象にした独自の研修プログラム「ボラサポセミナー2021」の一つとして、現役パラアスリートの東京2020大会にかける今の想いを聞くことで、パラリンピックとパラスポーツの魅力やダイバーシティ(多様性)について深く知ることができる、「パラアスリート講演会」を1月と2月で計3度開催しました。

各回の講師は、1回目はパラ馬術の稲葉将選手、2回目はパラアーチェリーの上山友裕選手、3回目はパラパワーリフティングの山本恵理選手でした。

 

自分がパラ馬術界を背負っていく

稲葉選手には、パラ馬術の競技説明から自身が競技を始めることになったきっかけなどをお話ししていただきました。

パラ馬術には、人だけでなく、馬にもドーピング検査があるそうです!まさしく人馬一体の競技で、聞いていた参加者も驚いていました。

優しい雰囲気の稲葉選手ですが、講演の中では「大会までまだ半年あるので、技術を向上させて、メダル獲得を目指していきたい。自分がパラ馬術会を背負っていくんだという気持ちで、競技者として向上していきたい」とアスリートとしての強い意志が垣間見えました。

 

コロナのせいで、逆にアーチェリーが楽しくなった

上山選手の講演会では、競技についての説明やこのコロナ禍でのモチベーションの保ち方や過ごし方などを教えていただきました。

「コロナのせいで練習場閉鎖になり、アーチェリー自体できませんでした、ただひたすら体力増加に努めました。その後2か月ぶりにアーチェリーしたら、すごい楽しかった。アーチェリーの楽しさを再認識できました。だからこそワクワクした気持ちが戻り、練習に向かう気持ちも積極的になり、実際に競技としての点数も上がったんですね」

逆境をチャンスへと変えてしまう上山選手の精神的な強さを感じることができました。関西人ならではの軽快なテンポで、聞いていたこちらも明るく楽しくなる講演会でした。

 

パラアスリートの”リアル”を聞き、学び、一緒に考える オンライン版「あすチャレ!Academy」

山本選手の回は特別編、オンライン版「あすチャレ!Academy」として行われ、自身のことについてだけでなく、障害について考えるグループワークや、オンライン上でのカメラオフ等を用いての障害体験なども行われました。

 「コロナ禍でどの施設でも消毒液が入り口にに置かれています。その消毒液の置く位置、「高さ」に注目してください。立っている人のために、高いものもあれば、もう一つ、背が低い人や車椅子ユーザーのために低いものがあると良いなと思います。」

山本選手からは、車いすユーザーならではのリアルな体験談も教えていただきました。

 

三者三様のパラアスリートの熱に、ボランティア活動へのモチベーションもアップしていたことと思います。

今後もパラアスリートを迎えての、講演会は定期的に実施予定です。パラアスリートからの生の声を聞いたら、その競技にこれまで以上に興味がわくこと間違いなし!