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コロナ禍における救急救命講座
~ボラサポセミナー2021~
2021.02.08
東京 2020 大会関連のボランティアを対象にした独自の研修プログラム「ボラサポセミナー2021」。
その研修の一つとして、「コロナ禍における救急救命講座」(協力:日本赤十字社東京都支部)を1月26日(火)にオンラインで初開催し、約500名の方にご参加いただきました。
学科と実技が組み合わさった効果的な救急救命研修
「何かあった時、いち早く行動することが救命の可能性に繋がっている」との冒頭の言葉から研修がスタートしました。
研修では、いざという時のシュミレーション、心臓マッサージの方法やAEDの使い方などを実践的に学びました。オンラインでの研修ではありましたが一方的な講義形式のものではなく、学科と実技が交互に組み合わさり内容が深く理解できる研修でした。
ペットボトルを使った心臓マッサージ
実技では、事前にペットボトル、Tシャツなどを参加者に用意してもらい、手元で実際に心臓マッサージをしていただきました。
心臓マッサージの実技が終わった後のチャットには、「とても疲れた・・」などのコメントも!

コロナ禍で人工呼吸は必要?
またタイトルにもある通り、この研修の一つのポイントはコロナ禍での救急救命という点でした。「倒れている人が新型コロナウイルスに感染していると考えて一次救命処置を行うべき」との前提を踏まえながら、
「コロナ禍の救急救命では、人工呼吸は省略して胸骨圧迫(心臓マッサージ)のみでOK」
「心臓マッサージをしているとき、飛沫感染を防ぐために、倒れている人の口元にタオルやハンカチをかぶせるといい」
などの具体的な救命法のレクチャーがありました。
研修最後の「命を救うためには、勇気を持って一歩踏み出すことが大切」という言葉が非常に印象的でした。
救急救命の研修は2月17日にも行われます。2月9日まで申込受付中ですので、ぜひ下記よりご参加ください。
★2月研修の詳細・申し込みはこちら!★
https://www.volasapo.tokyo/column/2020/3876/