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全国の都市ボランティアがオンラインで学び合う
「第1回 みんなの都市ボラ大学」が開講!

2020.11.05

104日(日)、ボラサポは「第1回 みんなの都市ボラ大学」を開催しました。

きっかけは78月に開催した都市ボランティア合同オンライン交流会。札幌市、宮城県、福島県、千葉県の都市ボラが集ったこの交流会の参加者の中から「自らが主体となって、勉強会や交流会を立ち上げたい」という熱い思いを持った皆さんが講師役を務め、実現しました。

意欲的な参加者の皆さんばかりで、開会宣言から終始、盛り上がりを見せていました。約200人が参加した記念すべき初回の開講時の模様をお届けします。

冒頭では、この都市ボラ大学のアドバイザーを務めていただいた平田隆之さん(NPO法人市民プロデュース理事長)から「皆さんのワクワクが広がっていくような会になればいいですね」とご挨拶いただきました。

 

冒頭はボラサポ二宮雅也参与の講演からスタート!

基調講演「restart!東京2020都市ボランティア」

講師はボラサポ参与の二宮雅也先生(東京2020大会組織委員会ボランティア検討委員会委員、文教大学准教授)。

都市ボランティア(City Cast)のハンドブック作成にも携わった二宮先生から「ボランティアにはものすごく多くの学びの材料が含まれています。実践から学び、そして学びあいから教えあいにつながる、この経験がとても大事です。今日のこの場も、すでにこの形ができていると思います。東京2020大会を盛り上げるために、一人ひとりが主役となり、自己ベストを目指して、今からできる準備をしていってもらいたいですし、ここで獲得した学びは、都市ボランティアの活動に留まらず、地域にまで広げてほしいと思います」と、力強く、前向きなメッセージをいただきました。

 

どのクラスも個性あふれる内容に!

そして、いよいよ各講座の開講です。この日は3つの時間帯で3クラス計9つの講座が開かれ、都市ボランティアの皆さんが考えた各講座はどれも活況となりました。

ファシリテーター(講師)を務める都市ボランティアの皆さんは、初めは緊張感も見られましたが、受講者の方の明るい反応に、どんどんとなごやかな雰囲気が広がっていきました。

キャッチボールのように、両者で反応し合いながら、どんどん空気が盛り上げっていく感覚で、どのクラスもとても良い空気が生まれていました。

ここでは各講座の内容を簡単にご紹介します!

『英会話入門講座 英語で声をかけてみよう♪』吉田庸子さん(福島県)

※カッコ内は活動予定エリアです。

「練習すれば英会話はすごく楽しい!」「英語で話すことに苦手意識があっても、練習によってそれを乗り越えて楽しむことができる!」吉田さんと参加者との楽しい掛け合いを通じて、みんなで実践して学ぶことができました。

 

『魅力的なシティキャストとは???』おづかゆりこさん(成田空港)

ブレイクアウトルームで少人数のグループに分かれて、自分の強みやグループ全体の強みを話し合いました。固定観念の枠を外して、いろいろな視点でそれぞれの強みを発見する機会となりました。

 

『空港案内便利情報』福山秀次さん(成田空港)

空の玄関口である成田空港のフロアガイドをもとに、案内するうえで役立つポイントを学びました。特に祈祷室や病院の案内など、見落としがちなポイントに気づく良い機会となりました。

 

『仙台人・街の紹介 in English』早坂香美さん(宮城県)

 紙とペンでつくった回答ボードを使い、英語で書かれた仙台に関する二択クイズに答えながら、街の魅力に触れました。ボラサポスタッフも交えてのテンポのいい掛け合いに、楽しく進む講座でした。

 

『知っておきたい救急法(伝達)』鈴木実さん(福島県)

日本赤十字社の講座を受講したことでの学びをお伝えする講座でした。落ち着いた話しぶりに皆さん安心して受講され、質問もたくさんでました。参加者同士でも助け合う様子も見られ、皆さんのホスピタリティーを感じました。

  

『まずはトイレを案内』鈴木健さん(成田市内)

どこへ行っても大事なトイレ。トイレの歴史から最新トイレまで、様々なトイレ情報を教えていただきました。その情報量はさすがです。文化や宗教によりトイレ事情も異なるので、それを理解することの大切さを知りました。

 

『英語による日本文化の紹介』山本宏喜さん(成田空港)

英文の音読を通じて、神社で行う「二礼二拍手一礼」、「招き猫」などの日本文化を学びました。自国の文化を伝えるために、英語にして考えることで、また新たな発見があることが理解できる講座でした。

 

『成田市内エリアでのお客様へのおもてなし』三浦民雄さん(成田市内)

三浦さん自作の丁寧に書かれた手書きマップを通じて、成田市内のおすすめ観光スポットなどを紹介してもらいました。細かいところまで目配り、気配りされているところが表れており、一人ひとりの質問に丁寧に答えられていて、温かい雰囲気のクラスでした。

 

『トラブル発生!さあどうする!!』園田紀之さん(成田空港)

例えば、大災害発生のときにどう行動するか。トラブルに対応するためには、事前の備えが大切です。万一に備えて、空港近くの避難場所やクリニック(時間帯や診療科目など)などの確認の重要性を再認識しました。グループに分かれて、それぞれの経験談を話し合い、対応策も考えて、貴重な時間になりました。

 
以上、9つのクラスはどれも盛況!

3つの時間帯にフルで参加する方も多く、閉会式では参加者の皆さんのイキイキした笑顔に、充実感いっぱいの会になりました。

 

閉会式では、ファシリテーターを代表して、園田さんからご挨拶いただきました。

「ファシリテーター全員がこの日のために努力をして、この機会を通して、ファシリテーター同士の絆が深まったことがよかったです」という言葉が印象的でした。

ボランティアを通して、新たな出会いが生まれ、それが育っていくことはとてもステキなことです。新たな出逢いの輪を広げることができることもボランティアの大きな魅力です。

今回の学びをきっかけに、また一人でも多くの方が一歩を踏み出してくれることを願っています。

東京2020大会は、一人ひとりが主役です。ワンチームとなって、自己ベストを目指して、今から一緒に準備を進めていきましょう。

この都市ボラ大学は今後も開催予定です。多くの皆さんの参加をお待ちしております!