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お笑い手話劇場 男組編 外伝②
~声吹込みの裏側をご紹介!~

2020.08.27

「お笑い手話劇場 男組編」の全動画を8/13()に公開し、昨日の8/26(水)には、男組撮影の裏側ジャーナルも公開しました。今回はその動画に声を入れてくれた皆さんに焦点を当ててみます!

手話に心得のある5人に依頼!

3月には男組の撮影自体は終えていましたが、その後、新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言で声吹込みがすぐにできませんでした。いつになったらこの素敵な動画を世に出せるのか…。悶々とする日々を経て、ようやく5月下旬に緊急事態宣言が解除に!そして6月に待望の声吹込みをすることができました。手話に合わせて声を入れるので、手話が理解できないとうまいタイミングで声は入れることができません。そこで、手話に心得のある5人に協力をお願いしました。

コロナ対策に留意しながらの声吹込み

緊急事態宣言が明けたとはいえ、感染予防には留意しなければなりません。事前の検温、マスクやマウスシールドの装着、声吹込みの時間もできる限り分散させ、密にならないよう配慮しました。

恥ずかしさと緊張と…

実は、声吹込みそのものが初というメンバーもいました。シーンとしたスタジオで気持ちを入れて、声を発するということにかなりの恥ずかしさや、緊張があったようです。ただ、5人そろっての吹込みでは「だんだん気持ちが乗ってきた」「5人でやると楽しい」など話しており、みなさん良い経験になっていたようでした!声を吹き込んでくれた5人にも感想や手話を始めたきっかけなどをインタビューしました。

 

保科隼希 (砂田アトム 役)

オリンピック・パラリンピックに関われるなんてかっこよい、また、男組の声をやれるなんて嬉しいな、という気持ちで声吹込みに臨みました。

祖父母が耳が聞こえないので、小さい時から手話は身近にはありました。本格的には学んでいなかったので簡単な手話しかわからなかったですが、大学に入ってからしっかり学び始めました。覚えた手話で祖父母と話すと、本当に喜んでました。

遠茂谷雄太 (野﨑誠 役)

手話と自分の声で言っている事が違ったりしてはいけないので、そのスピードやタイミングを合わせるのがなかなか大変でした。

手話は大学から学び始めました。同じ学部にろう学生がいて、なんだかとても合う気がして、「友達になりたい!」と思ったんです。だから自分から声をかけて、LINEの交換をしました。そこから手話を学び始めて3年です。単語の知識が足りなかったり、伝え方がまだまだなので、もっと勉強しなきゃなと思っています。

村上諒 (板橋みつお 役)

緊張と恥ずかしさはありましたが、楽しめました。一人で声吹込みをした時より5人全員でやった時の方が、男組らしさを出せたんじゃないかと思います。

手話を学ぶきっかけは、大学の入学式で手話通訳の方がいたのを見て、自分の中で何かが動いたのを感じました。もともと障害のある人と関わることに興味がありました。大学入ったからには積極的に動かないとなと思い、障害のある学生をサポートしている学内の障がい学生修学支援室に話を聞きに行って、手話を学ぶようになりました。

中嶋秀人 (江副悟史 役)

俳優活動をしているので、声吹込みは以前もやったことがありました。ただ、手話そのものが言語なので、それに声を入れるとなると、間やタイミングがなかなかつかみづらかったです。

高校の時に部活を通してろう者とかかわりがありました。当時は本格的には手話を学んでいなかったんですが、最近、自分に何か自信を持って取り組むことがほしいと思い、そこから講習会などに通って手話を学び始めました。

橋本一郎 (今井彰人 役)

ただ手話を読み取るだけでなく、手話関係者以外にも面白いと思えるように声を吹き込みました。男組にとっても5人の声を同時入れたことは多分ないので、これは男組ファンも喜びますよ!

男組の楽しさを知っているのは、聞こえない人や手話関係者が多いと思います。今回は声の吹込みも入っているので、手話やろう者と全く関りがなかった人や見えない人などいろんな人たちに「男組って楽しい」「手話って楽しい!」と思ってもらいたいですね。一つでも手話覚えてくれたら、東京2020大会のボランティアも活動時にも活かせると思います。

 

声吹込みの皆さんもご協力ありがとうございました。インタビューして、みなさんの手話への想いが聞けてとてもよかったです。ボラサポとしても、ろう者、手話を勉強している人、手話を学びたい人、男組が好きな人など、様々な人に見てもらいたい想いで手話動画に対して声の吹込みを行いました。ぜひ何回も見てたくさんの手話を学んでもらいたいと思います!