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【新型コロナウイルス対策】
2020東京大会 都市ボランティア eラーニング受講期間延長
サポートキャスト eラーニング受講開始のお知らせ
2020.02.28
一般財団法人日本財団ボランティアサポートセンター(以下ボラサポ)は、新型コロナウイルス対策の一環として、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会における都市ボランティアを運営する自治体等9団体に提供しているeラーニングのプラットホームの提供期間を、延長することと決定いたしました。一部研修が中止となっている千葉県、横浜市では、eラーニングでの受講が代替措置となります。
また、オリンピック・パラリンピック等経済界協議会(豊田章男会長)および東京商工会議所(三村明夫会頭)が共催する、東京2020大会期間中に実施する経済界によるボランティア「サポートキャスト」の共通研修が中止となったことを受け、新たにサポートキャスト向けにもeラーニングのプラットホームを提供いたします。
■新型コロナウイルス対策としてのeラーニング活用の経緯
ボラサポは、大会ボランティアと都市ボランティアが一致団結して、オールジャパン体制で東京2020大会に臨むことで大会成功につなげようと、大会ボランティアの共通研修で使用しているeラーニングのプラットホームを、都市ボランティアの運営元である各自治体などに提供しております。
昨今の新型コロナウイルスの感染拡大等により、大人数が集まって受講する各種研修が中止に追い込まれている中、自宅でも学習できるeラーニング環境を充実させることが、本番までの十分な研修機会の提供につながると考え、都市ボランティアでの受講期間の延長、ならびにサポートキャストでのeラーニング受講開始に至りました。
■eラーニングプラットホームの提供期間
□都市ボランティア
4月末まで延長(当初予定は3/9(月)まで)
□サポートキャスト
3月~5月(予定)
■都市ボランティアのeラーニングプラットホーム提供先(自治体など9団体)
・札幌市 ・福島県 ・東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会茨城県推進会議(茨城県)
・千葉県 ・横浜市(12月10日受講開始)
・2020オリンピック・パラリンピック/ラグビーワールドカップ2019埼玉県推進委員会(埼玉県)(12月16日受講開始)
・山梨県(1月15日受講開始)
・静岡県 ・藤沢市(1月27日受講開始)
■提供人数
□都市ボランティア
9団体で計約16,000人
□サポートキャスト
約1,800人
■eラーニングの内容
□都市ボランティア
章 タイトル
第1章 WELCOME
第2章 Let’s Start!
第3章 大会概要
第4章 オリンピック・パラリンピックの歴史と意義
第5章 ダイバーシティ&インクルージョン
第6章 サポート方法
第7章 活動上のルール
第8章 まとめ
※千葉県では、中止となった3/7(土)の共通研修の代替措置として、eラーニングの受講をもって研修受講済みと取り扱います。また、2/23(日)~3/9(月)の成田空港エリア別研修(計14回)についても、eラーニングでの動画配信を予定しています。
※横浜市では、中止となった2/22(土)~3/15(日)の任意研修(計4日間)のうち、一部の研修の代替措置として、eラーニングで研修内容を配信する予定です。
※埼玉県では、感染症予防対策の動画を2/21(金)に配信しました。
※提供先の各団体によっては、独自の内容を追加する場合があります。
□サポートキャスト
大会概要、サポートキャストについて、参加する上での心構え、心のバリアフリーについて等
■サポートキャスト 概要
□活動内容
①駅での声かけ・サポート運動
②交通混雑の緩和・輸送円滑化への協力(TDM推進)
③観戦客・観光客の歓迎とおもてなし
□活動期間
オリンピック競技大会期間
(7/24(金)~8/9(日))
パラリンピック競技大会期間
(8/25(火)~9/6(日))
□活動場所
東京駅、大手町駅、新橋駅、高輪ゲートウェイ駅
■eラーニングプラットホームについて
□概要
プラットホームとは、eラーニングを受講するためのシステムです。受講生は本システムを通じて、各団体がアップロードした動画の視聴ができます。また、システム管理者である各団体では、管理画面を通じて受講生の学習状況管理などが可能です。