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福島県都市ボランティアイベント
「City Cast Fukushima ミートアップ!」開催

2019.09.10

パラリンピック1年前の8月25日、福島県の都市ボランティア応募者の方々を対象としたボラサポと福島県との共催イベント「City Cast Fukushimaミートアップ!」が、福島市の福島県自治会館で開かれました。

福島県はオリンピックの野球・ソフトボールの開催地であり、主要駅や観光地などで活動するCity Cast(都市ボランティア)には2,218人もの応募がありました。

ボラサポは今年2月に福島県と連携協定を結んでおり、今回は遠隔手話通訳サービスの提供や、世界ゆるスポーツ協会との協力で点字ブロックの上を目隠しをして歩く「コツコツ!点字ブロックリレー」を出展するなどしました。

イベント冒頭では、福島県の野地誠・文化スポーツ局長、そしてボラサポの渡邉一利理事長があいさつ。

渡邉理事長は「皆さんは県の観光大使ともいうべき役割です。ボランティア活動を楽しんでもらい、ぜひその後も地域の担い手として地域を盛り上げてください」と呼びかけました。

講演では、まずリオ五輪などでの豊富なボランティア経験を持つ竹澤正剛さん(日本スポーツボランティアネットワーク講師)が、自身の体験談を話しました。

リオでの宿泊先と競技会場までの距離を説明しつつ、「会場まで2時間ほどかかるケースもありました。福島から東京までは、およそ1時間半ほど。福島に泊まって、東京に競技を見に行く人もいるはずです。東京でのアクセスについても説明できるようになっておくと素敵ですね」との説明に、参加者の皆さんはなるほどといった様子でした。

そして、リオの街の方がつたない英語を使ってメモ書きで道案内をしてくれた事例などを紹介し、できる範囲で伝えればそれで十分に助けになることを伝えました。

一方、澤内隆さん(日本スポーツボランティアネットワーク講師)によるグループアクティビティでは、周りの人との握手やじゃんけんゲームなどアイスブレイク。さらに、4人ずつのグループになってお互いに自己紹介し、さらにそれを生かしてグループに名前を付けるなど、参加者同士の距離を縮める様々なアクティビティで、会場は大いに盛り上がりました。

その後、立食形式での交流会では、県産のお米を味わいながら、日本酒などずらりと並べられた福島県の多彩な特産品を通じて、福島県の良さを体感しました。

もちろん、会場内に設けられたボラサポの点字ブロックリレーブースも大にぎわい!目隠しをしておそるおそる点字ブロックの上を歩き、視覚障害者の方の世界を体験しました。隣のボッチャの体験ブースでも大勢が参加して楽しみました。

■参加者コメント
「緊張しますが、ワクワクもしています」
柳沼祐太さん(郡山市在住)

今日のお話で、ボランティアの奥深さを知りました。笑顔の大切さとか、まだまだ頑張らないとと感じています。社会人4年目ですが、笑顔の大切さとか、ボランティアで気をつけることは、普段の仕事にも生かせるかなと感じています。

これまでにボランティア活動をしたことがないので、緊張しますが、ワクワクもしています。

「見えないということがこんなに怖いとは」
佐藤美奈さん(福島市在住)

点字ブロックリレーは思いのほか難しくて、見えないということがこんなに怖いんだと実感できました。人とのコミュニケーションにあまり自信がなく、より積極的にと思い、今回のCity Castに応募しました。英語が全然自信がないので、本番までには道案内くらいはできるようになりたいですね。貴重な機会なので、いろんなことを積極的にやりたいと思います。

「一人じゃないと実感できました」
出川千穂さん(福島市在住)

リオ五輪の体験談のお話がとてもためになりましたし、ボランティアは一人ではなく、仲間がいるんだというのが実感できました。自宅から行けるところでの活動をと思い、Field CastではなくCity Castに応募しました。地元でのオリンピック開催で、世界を身近に感じます。

「同じろう者の方と交流したい」
清野一郎さん(福島市在住)

今日は他のボランティアの皆さんとの交流が楽しくできました。これまでもボランティアをやってきて、東京2020大会でもやってみたいと思い、応募しました。本番では自分と同じようなろう者の方もいると思うので、そうした方と交流したいと思います。